田舎暮らしはたのしい。
美味しいものも、おもしろい人も、豊かな自然もそろってる。
それらを更にたのしむための場所をつくりました。
本棚が充実したコワーキングスペース、
この土地ならではのワークショップ、
おいしいおやつと飲み物のスタンド、
心が豊かになるものをあつめた土産店、
庭や屋内には子ども達が楽しめる木製遊具もあります。
使い方は訪れるみなさん次第。
創造力を最大限にうねらせて、
自分らしい暮しをつくってみてください。
ここは、山形県最上郡最上町は人口約8,000人の小さな町です。人が住む場所よりも森林のほうが圧倒的に多く、美しい自然を日常で感じることができます。uneの拠点がある赤倉温泉は、東北随一の湯量を誇る歴史のある温泉です。自然、温泉、おいしい食材、暮らすには申し分のない場所なのに、年々人口は流出し、温泉街も全盛期に比べて寂しい風景になってしまいました。
そんな中、よく「うちの町には何にもない」という声を耳にします。それは、当たり前の風景に埋もれて見えないのであって、何もないということはないのです。視点を変えたり、新しい学びを得たり、誰かと出会ったりすることで見えてくるものが必ずあります。一見簡単なようですが、現代ではそういう場所や機会が少なくなりました。
かつて観光客と町民が交流し、繁栄した赤倉温泉から、地域の可能性の発掘、関係人口の醸成、子どもから大人まで自由な発想を実現できる場を再構築していきます。
昭和61年に建てられたこの場所は、もともと「お湯トピアもがみ」という名称で、公民館として使用されていました。しかし、2020年に廃校となった小学校に公民館が移設されたため、休眠施設に。町内産木材が贅沢に使われ、経年変化により趣が生まれたこの場所を、uneが引き継ぐことになりました。建物の良さを活かしながら少しずつ手を加えて、より魅力的な場所に変化させていきます。まだ簡素な状態のこの場所が、どのように変化していくのか。その過程も楽しみつつ訪れていただけたら嬉しいです。
uneは公共施設のようですが、民間の力で運営しています。だから程よく気が抜けていて、完璧じゃありません。自分の家(居場所)が増えた感覚で気軽に訪れてください。私が若い頃からずっと求めていたのは、本質的な豊かさ。地域の資源が循環し、自然に負荷をかけず、心豊かに暮らせる場所でした。やっと、ここまで辿り着きましたが、これからはuneで出会うみなさんと考え、育てていく段階に入ります。子ども達によいバトンを渡せるよう、少しずつ少しずつ、楽しみながら、環境にも人にも無理のないスピードで暮しをつくっていきたいと思います。
管理人 山﨑香菜子(赤倉編集室)
営業時間
10:00~16:00
定休日 火・水・日・祝・お盆・年末年始
◎食事のご予約はお電話かメールにてお願いします
※冬期間(12月~3月)は変則的な営業になりますのでHPのお知らせページをご確認ください。
une
山形県最上郡最上町大字富澤2344
0233-29-9385
unemogami@gmail.com